診療内容
リウマチ科
免疫の異常により、手足の関節に痛みや腫れが起こるのが関節リウマチです。
初期の段階で、朝目覚めたときに手の指がこわばる、いろいろな関節が腫れて痛むなどの症状が現われます。炎症が進んでいくと、軟骨や骨が破壊され、関節の変形が起こります。
関節リウマチの診断は難しく、すぐに診断できないこともあります。また、一度破壊された関節をもとの状態に戻すことはできません。そのため、おかしいな…と思った早い段階から、進行具合を観察しながら診断・治療をしていくことが大切です。
院長は日本整形外科学会認定リウマチ医です。
また、リウマチケア看護師も在籍していますので、関節リウマチ、膠原病などのリウマチ性疾患について専門的な治療が可能です。
このような場合は、ご相談ください
- 手や指が動かしにくい
- 朝起きると手や指がこわばる
- 手が膨らんでいる感じがする
- 指や手首の関節が腫れて痛い
- 37度台の微熱が続いている
当院で行う検査
血液検査
リウマチの診断に、血液検査は重要です。関節リウマチを発症していると、リウマトイド因子・抗CCP抗体などの血液検査の値に異常が出てくるため、診断の参考にします。
画像検査
レントゲンやMRIなどの画像診断で、骨の状態やリウマチの進行具合を診断します。超音波検査では、リウマチの炎症が起こる関節滑膜を直接見ることができます。
当院で行う治療
薬物療法
関節リウマチは、お薬を使った治療が中心です。リウマチの症状を抑える薬と、痛みや炎症を和らげる薬を併用して治療を行います。
当院では患者さんのご希望に応じて、生物学的製剤なども使用しています。
リハビリテーション
薬物療法で痛みや腫れが和らいだら、温熱療法、低周波治療、運動療法などのリハビリテーションを行います。